女寄れば寄るだけ姦し

実在する組織、現実とは一切関係ありません。趣味と妄想です。

学園天国

山のようだった仕事、ミス無くこなせたとは思ってなかったけど案の定。
昼から出向いていくつか片付けて、夕方は少しお出掛けしてきた。

るかちゃんとカナメくんの学校の定期演奏会へ。
定演て響きがすでに懐かしくて、知らず心躍るよね。

るかちゃんは私の命の恩人であらせられる女子高生。
服部さんに届けなきゃいけない書類を落としたとき拾って追っかけてくれた、という本物の命の恩人。
「気にしないでください!もっとすごいドジがこの世にはいますから!」って言ってくれたの、今なら誰のことか分かる。
間違いない、宮瀬さんだな。

そのるかちゃんが、定演のチケット渡されたけど売れないって言ってて。
分かる〜なんかあれ買ってくれそうな人思いついても既に友達が売ってたりするんだよね〜って何枚か買って。
るかちゃんは出ないらしいけど。
何年経ったか知れないのにそういう記憶って褪せないよね。
それで休日出勤してた関さんと今大路さんも誘ってハルくんと4人、連れだって高校生に紛れてきた。

正直、全然紛れてなかった。
上司と先輩、恋人に言うとこじゃないけど…イケメンたち目立ちすぎ。

すごくよかった。
なんていうの、青春の煌めきとパワーっていう感じ。
この歳になると案外、プロの演奏よりもああいう青臭くて全力な学生の演奏の方が遠くて貴重なように思えた。

るかちゃんに挨拶して、関さん達と別れて、帰り道「私も定期演奏会で劇やったことあったよ」って言ったら驚いてた。
潜入のときの大根役者ぶりからは想像もつかない大根役者だったけど。

初心にかえったところで明日からまた月火水、ほら木金まわって土日。
あの歌なんで日曜始まりなんだろうね。
ぼくら日々を楽しんで生きてこ〜!